2011年6月14日(火)
日本映画衛星放送株式会社

第一回 衛星放送協会オリジナル番組アワード
オリジナル番組ミニ番組部門

「必殺を斬る〜必殺シリーズをめぐる13の物語〜」
最優秀番組賞受賞!

シニア世代の視聴者から圧倒的な支持を得ている時代劇専門チャンネル(東京都港区/代表取締役社長・杉田成道)にて、2010年4月から放送のオリジナル番組「必殺を斬る〜必殺シリーズをめぐる13の物語〜」が、第一回 衛星放送協会オリジナル番組アワードにて、オリジナル番組ミニ番組部門の最優秀番組賞を受賞いたしました。

左:審査員・中島信也氏((株)東北新社専務取締役CMディレクター)
左:審査員・中島信也氏
((株)東北新社専務取締役CMディレクター)
(C)Satemaga Bi

◆第一回 衛星放送協会オリジナル番組アワードとは
社団法人衛星放送協会が、有料・多チャンネル放送業界での「オリジナル番組の製作の促進」と、その「認知向上」を目的に、今年創設した賞です。「オリジナル番組」(6部門/ドラマ番組部門、ドキュメンタリー番組部門、中継番組部門、バラエティー番組部門、アニメ番組部門、ミニ番組部門)と、「オリジナル編成企画」の2つのカテゴリがあり、それぞれ質の高いオリジナル番組と、特色のある編成企画が選出されます。

◆講評(審査員・旗本浩二氏/読売新聞東京本社編集局文化部 記者)
「必殺シリーズ」を放送する際に視聴者の興味をかき立てるために制作された番組宣伝番組である。
しかし、撮影から照明、効果音に至るまで当時のスタッフが明かすとっておきの裏話が「なるほど」と思わせ、シリーズの新しい見方を提供する。さらに時代劇制作にかける情熱がひしひしと伝わってきて、単体でも秀逸な出来栄えだ。少ない予算でも工夫しだいで面白い番組ができる好例でもある。
チャンネルの性格上、購入番組一辺倒になるのはやむを得ない。その中で、何とか独自番組を制作し、専門局としての主体性を確保しようという心意気は、他局も参考になるはずだ。

番組ナレーション:故・藤田まこと氏
番組ナレーション:故・藤田まこと氏

◆受賞番組「必殺を斬る〜必殺シリーズをめぐる13の物語〜」について
「必殺シリーズ」の生みの親・山内久司プロデューサーをはじめ、監督・脚本家・カメラマン・作曲家など関係者15名へのインタビューを撮り下ろし、その証言をもとに毎回さまざまな角度から「必殺」の魅力に迫る。ナレーションは、故・藤田まことさんが担当、"中村主水"が語りかけるという趣向で番組が進行する。(2010年1月15日の番組収録時は復帰第1作として話題を呼びましたが、惜しくも藤田さん“最後の仕事”となりました。)

<各回テーマ>
第1回 プロデューサー山内久司が語る「必殺」の夜明け/第2回「必殺」を手がけた監督たち/第3回「必殺」の光と影〜撮影・照明 前篇〜/第4回「必殺」の光と影〜撮影・照明 後篇〜/第5回 音楽家・平尾昌晃〜主題歌と劇伴音楽 他、全13回

 ■番組概要
番組名 「必殺を斬る〜必殺シリーズをめぐる13の物語〜」(2010年/全13話/各回10分)
放送日時 毎週土曜19:49〜絶賛放送中 (※7/30(土)が最終回)
プロデューサー 和田徹(日本映画衛星放送)、渡邉竜(松竹)
製作・著作 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社