2012年2月28日(火)
日本映画衛星放送株式会社

映画美術監督・種田陽平の手による 「日本映画専門チャンネル」のジングルが完成!
『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』などの映画美術監督・種田陽平の手で 日本映画専門チャンネルが、ひとつの街「映画港町・シネポートタウン」になりました!!

「My TV、My Theater」というキャッチフレーズに、"あなたのテレビがあなたの劇場へ"という想いをこめて、2012年3月1日にBS放送唯一の日本映画の有料専門チャンネルとして開局する「BS日本映画専門チャンネル」(BS255ch)(東京都港区/代表取締役社長・杉田成道)の開局記念として、『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』などを手掛けた映画美術監督・種田陽平の手によるジングル「映画港町・シネポートタウン」を制作しました。
日本映画専門チャンネルでは、映画解説者の解説付きで古き佳き日本映画を紹介していく新企画「ハイビジョンで甦る日の当らない名作」や「日本映画100年の100選」、テレビ初登場の最新メガヒットを放送する「日曜邦画劇場」などさまざまなレギュラー企画をお届けいたしますが、すべてのレギュラー企画を映画館に見立て、ひとつの街として描きこんだのが「映画港町・シネポートタウン」なのです。そこには劇場だけでなく、映画の撮影所や撮影隊、この街を訪れた人々の暮らしも登場します。
日本映画専門チャンネルは、視聴者のみなさまに「映画港町・シネポートタウン」の住人の気分でお気に入りの映画館を見つけていただけるよう、良質のラインナップをご提供して参りますのでぜひご期待ください。

「映画港町・シネポートタウン」
「映画港町・シネポートタウン」 illustrated by Y.Taneda, H.Kaneko and M.Tanaka ©Yohei Taneda
映画美術監督 種田陽平
映画美術監督 種田陽平
「映画港町・シネポートタウン」。映画の町、なつかしく、わくわくする港町。

親に手を引かれ映画館に出かけて行った子どもの頃。
僕たちは思い出す。
ゴージャスな洋風のファサードのロードショー館の佇まい。
名画座の小さいけれど清潔で無駄のない姿。
歓楽街の中には、大人のための映画館もあった。
僕たちは再び記憶の中の映画の町に戻りたいと思っている。
そして、もう一度、緞帳幕が上がり、映画が始まるのを待っている。
この「映画港町・シネポートタウン」には、撮影所もあるし、外国からの船もやって来ます。
新しいシネコンもあるし、ドライブインシアターもあります。
かつて映画に夢中になった大人たちのための、映画の町をつくりたかった。
映画を愛していた、そして今でも愛し続けている大人たちに、ぜひこの町を訪れてほしいと思っています。
(種田陽平)

武蔵野美術大学油絵科卒業。日本を代表する美術監督の1人。主な美術監督作品に、岩井俊二監督『スワロウテイル』、クエンティン・タランティーノ監督『キル・ビル Vol.1』、是枝裕和監督『空気人形』、根岸吉太郎監督『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』、李相日監督『悪人』、三谷幸喜監督『THE 有頂天ホテル』『ザ・マジックアワー』『ステキな金縛り』、チャン・イーモウ監督『The Flowers of War:金陵十三釵』、舞台では三谷幸喜演出『ベッジ・パードン』など。『借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展』も話題を呼んだ。2011年紫綬褒章受章。現在、北京にて米中合作映画の撮影中。