2014年8月28日
スカパーJSAT株式会社
日本映画衛星放送株式会社

「鬼平」「剣客」「梅安」その魅力、ここに結集。
スカパー!・時代劇専門チャンネル
オリジナル長篇時代劇最新作

原作 池波正太郎 「闇の狩人」
主演 中村梅雀はじめ、風吹ジュン、福士誠治、津川雅彦が登壇
〜完成披露記者会見・試写会レポート〜

 スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田真治)と、「時代劇専門チャンネル」を運営する日本映画衛星放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉田成道)は、スカパー!・時代劇専門 チャンネル オリジナル長篇時代劇最新作『闇の狩人』(原作 池波正太郎)の完成披露記者会見および試写会を、8月28日(木)にイイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)にて実施しました。
 オリジナル時代劇第1作「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」で鮮烈な印象を残し本作でも主演を務める中村梅雀をはじめ、風吹ジュン、福士誠治、津川雅彦といった実力派が登壇し作品の魅力や撮影秘話を語ったほか、放送より一足早く「闇の狩人」前篇を上映し、集まった時代劇ファンの皆様を魅了しました。


中村梅雀 <主演・盗賊、雲津の弥平次(くもつのやへいじ)役>コメント

弥平次はとても難しい役でした。盗賊として、男として、さまざまな面での心の揺れをどう表現しようかと随分迷いましたが、この自分自身の揺れがそのまま活かせたらリアルになるかな、毎日毎日揺れてみようと思って撮影に入りました。 その揺れを石原監督が見事に料理してくれて、出来上がりを見てびっくりしました。特に最後は、感動や勢いすべてが集約され怒涛のように押し寄せてきて、自分が主演しているという感覚ではなく見入ってしまいました。このような素晴らしい作品に主演できて良かったなあと、つくづく思っています。

小牧次郎 <スカパーJSAT 株式会社 執行役員常務・放送事業本部長>コメント

デバイスの多様化により動画が誰でも手軽に作られる時代の中だからこそ、プロの作るコンテンツの価値が一段と際立っています。「闇の狩人」は、まさに日本を代表するプロ達が作った作品。そのような作品にスカパー!が参加できたことは心から嬉しく思いますし、今後も時代劇専門チャンネルとともに新たなチャレンジを続けていきたいです。

杉田成道 <日本映画衛星放送株式会社 代表取締役社長>コメント

今回は、スカパー!と協力し、前篇をBSスカパー!、後編を時代劇専門チャンネルで放送する初めての試みです。今後は、こうした機会をどんどん増やして、色々なメディアとクロスオーバーさせながら、有料チャンネルの幅を少しずつ広げていけるコンテンツの新しい形式をスカパー!と共に作っていきたいです。

■「闇の狩人」あらすじ

釜塚の金右衛門一党の盗賊・雲津の弥平次は、上州と越後境の湯治場で、崖下に倒れていた一人の侍を助ける。その若者は何者かに襲われ深い傷を負い、すべての記憶を失っていた。女房のしまと共に、男を介抱した弥平次は、自分の名から一文字とって「谷川弥太郎」と名づけ、一期一会と別れていく。

数年後、江戸―
首領亡き後、一党の跡目争いに巻きこまれていた弥平次は、ある夜偶然、弥太郎が人を斬る姿を目撃する。依然として記憶が戻らない弥太郎は、香具師の元締・五名の清右衛門に拾われ、仕掛人となっていた。彼の身を案じた弥平次は、清右衛門のもとから助け出そうと決意する。
一方、弥太郎は仕掛けた相手から「笹尾平三郎」という名で呼ばれ、激しく動揺する。それが自分の名前なのか、自分はいったい何者なのか―
弥平次への恩と清右衛門への義理の狭間に揺れ、苦悩しながらも手を血で染め続ける弥太郎。盗人仲間に自らの命を狙われながらも弥太郎を守ろうとし、弥太郎の失われた過去を追って立ち回る弥平次。 江戸の闇で絡みあう、男たち、女たちの運命は―


■番組概要

 ◆ 番組名

スカパー!・時代劇専門チャンネル オリジナル長篇時代劇 原作 池波正太郎「闇の狩人」

 ◆ 放送日時

前篇 2014年9月14日(日)午後6時〜 BSスカパー!(BS241 チャンネル)
後篇 2014年10月5日(日)午後9時〜 時代劇専門チャンネル(CS292 チャンネル)

 ◆ 原 作

池波正太郎「闇の狩人」(新潮文庫刊)

 ◆ 脚 本

金子成人(「鬼平外伝」シリーズ、「鬼平犯科帳」、大河ドラマ「義経」)

 ◆ 監 督

石原興(「必殺」シリーズ、「鬼平外伝 老盗流転」)

 ◆ 出 演

中村 梅雀 <主演・盗賊、雲津の弥平次(くもつのやへいじ)役>
風吹 ジュン <弥平次の女房・おしま役>
福士 誠治 <記憶を失った若侍・谷川弥太郎(たにがわやたろう)役>
津川 雅彦 <香具師の元締め・五名の清右衛門(ごみょうのせいえもん)役> ほか

 ◆ 制作協力

株式会社松竹撮影所

 ◆ 制 作

スカパーJSAT株式会社
時代劇専門チャンネル
松竹株式会社