2017年5月31日
日本映画放送株式会社

『海辺のリア』初日舞台挨拶決定!
6月3日(土)テアトル新宿にて
★仲代達矢はじめ、阿部寛、黒木華、原田美枝子、そして小林政広監督 登壇!!

  • 『海辺のリア』初日舞台挨拶のご案内!!
  • 6月3日(土)テアトル新宿にて
  • ★仲代達矢はじめ、阿部寛、黒木華、原田美枝子、
    そして、小林政広監督 登壇!!★

仲代達矢 最新主演作!!
小林監督が仲代に捧げた、仲代の役者人生を投影した意欲作― こんな作品、観たことがない!
本作品の脚本、監督は小林政広。長編16作目となる。
カンヌ映画祭への公式出品、ロカルノ映画祭 最高賞受賞など、映画作家としての小林政広は、海外でも高く評価されている。仲代達矢と小林監督の出逢いは、『春との旅』(2010)である。脚本に惚れ込み出演を快諾した仲代とはその後『日本の悲劇』(2012)を完成させた。そして、小林が仲代に捧げた脚本でもある本作。三作続けて小林作品で仲代は主演を務めた。
『海辺のリア』主人公・桑畑兆吉を演じるのは、仲代達矢。84歳。俳優人生65年。日本映画界最高峰に相応しい俳優である。共演には、
黒木華原田美枝子小林薫、そして阿部寛の実力派が揃う。
今や見る影もないかつてのスターと、そこに深く関わる者たちの感情が強くぶつかり、揺れ動く。

人間の「純粋さ」「邪悪さ」が絡まり合う複雑な関係を、それぞれが全身で演じている。

■あらすじ
桑畑兆吉(仲代達矢)は、舞台、映画にと、役者として半世紀以上のキャリアを積み、さらに俳優養成所を主宰する大スターだった。芝居を愛し続けた、かつてのスターも、今や認知症の疑いがあり、長女・由紀子(原田美枝子)とその夫であり、兆吉の弟子だった行男(阿部寛)。そして、由紀子と愛人関係にある謎の運転手(小林薫)に裏切られ、高級老人ホームへと送り込まれる。遺書を書かされた挙句にだ。
しかし、ある日、兆吉はその施設を脱走する。なにかに導かれるように、あてもなく海辺を歩き続ける。シルクのパジャマ姿にコートを羽織り、スーツケースをひきずって―。
兆吉は彷徨い歩くなかで、妻とは別の女に産ませた娘、伸子(黒木華)と突然の再会を果たす。兆吉には、私生児を産んだ伸子を許せず、家から追い出した過去があった。
伸子に「リア王」の最愛の娘・コーディーリアの幻影を見た兆吉。兆吉の身にも「リア王」の狂気が乗り移る。 かつての記憶が溢れ出したとき、兆吉の心に人生最後の輝きが宿る―。

「海辺のリア」
脚本・監督:小林政広
出演:仲代達矢 黒木華 原田美枝子 小林薫 ・ 阿部寛
エグゼクティブプロデューサー:杉田成道 プロデューサー:宮川朋之 小林政広
企画・制作:モンキータウンプロダクション
宣伝:日本映画放送 配給:東京テアトル
助成:文化庁文化芸術振興費補助金 ©「海辺のリア」製作委員会

6月3日(土) テアトル新宿・有楽町スバル座 ほか全国ロードショー!!
■『海辺のリア』公式サイト http://www.umibenolear.com
★仲代達矢 84歳、ツイッターはじめました。@nakadai84
『海辺のリア』公開を記念し、仲代達矢が公式Twitterを開設!日本映画史を体現する、84歳の役者のつぶやき。必見です!