2017年7月18日
日本映画放送株式会社

日本映画放送が2チャンネルで【第7回衛星放送協会オリジナル番組アワード】3部門同時受賞!

日本映画放送が2チャンネルで
【第7回衛星放送協会オリジナル番組アワード】
3部門同時受賞!

―この企画を実現したのは、たったひとりの編成企画担当者でした。
こういう精神こそ、この賞にふさわしいものです。― 審査委員長 吉岡忍 「追悼 演出家・蜷川幸雄」受賞コメント

オリジナル編成企画賞 最優秀賞受賞「追悼 演出家・蜷川幸雄」

オリジナル番組賞 ミニ番組・番組PR部門 最優秀賞受賞「日本映画専門チャンネル×サバイバルファミリー 矢口史靖の『映画の常識、それほんと!?』」

審査委員特別賞 アニメ番組部門受賞「鬼平」

時代劇専門チャンネルにて9-10月「鬼平」一挙放送決定!

日本映画放送株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉田成道)が運営する日本映画専門チャンネルと時代劇専門チャンネルは7月13日(木)に開催された第7回衛星放送協会オリジナル番組アワード受賞式において、【オリジナル編成企画賞 最優秀賞】(「追悼 演出家・蜷川幸雄」企画/日本映画専門ch放送)、【オリジナル番組賞 最優秀賞 ミニ番組・番組PR部門】(番組「日本映画専門チャンネル×サバイバルファミリー 矢口史靖の「映画の常識、それほんと!?」/日本映画専門ch放送)、【審査委員特別賞 アニメ番組部門】(「鬼平」/時代劇専門ch放送)の3部門で受賞いたしました。
日本映画専門チャンネル、時代劇専門チャンネルが本アワードにおいて同時に3部門で入賞するのは初の快挙となります。

「衛星放送協会オリジナル番組アワード」とは・・・
2011年に一般社団法人衛星放送協会が「オリジナル番組の製作の促進」、その「認知向上」を目的に創設されました。
7つの番組部門で構成されるオリジナル番組賞と企画の独自性を評価するオリジナル編成企画賞から成るテレビアワードです。

【オリジナル編成企画賞 最優秀賞受賞】日本映画専門チャンネル 2016年12月放送 
「追悼 演出家・蜷川幸雄」

写真提供:ニナガワカンパニー MY PROMOTION 東宝 中根公夫

2016年5月に亡くなった演出家・蜷川幸雄。生涯を通じて数多くの舞台を演出してきたが、“蜷川演出”を象徴する作品は何か、と問われると、おそらく大半の観客が挙げるだろう3作品がある。それは1980年代、蜷川と珠玉の名作を作り、そして去年の10月に亡くなった俳優・平幹二朗の代表作でもある。“世界のNINAGAWA”の出発点『王女メディア』(1984年)。蜷川演出の代名詞『NINAGAWAマクベス』(1985年)。
1,000回超の上演となる『近松心中物語〜それは恋〜』(1981年)。いまはもう目にすることはできないその伝説の舞台の収録映像が残っているという噂を頼りに、素材探し、権利者、当時の出演者への許諾をゼロから編成企画担当が行っていった。また、制作背景や演出の特徴を、秘蔵映像や関係者インタビューと共に構成したオリジナル番組『蜷川がNINAGAWAになったとき』も制作、放送した。

【審査委員の講評  宮崎 美紀子 氏(東京中日スポーツ 報道部)】

「蜷川幸雄は、いつ世界のNINAGAWAになったのか」。その答えがここにある。「王女メディア」「NINAGAWA マクベス」「近松心中物語〜それは恋〜」の3本を見れば、特集番組の中で語られている「歌舞伎でもない新劇でも商業演劇でもない、どこにもない」蜷川演劇の真髄がわかる。いずれも1980年代の上演で、主演は平幹二朗。このこだわりが演劇ファンにはたまらない。若手俳優の育成、シェークスピア作品の全作上演など蜷川さんの功績は多岐にわたる。あれこれかき集めることもできただろうが、この3本にこだわったのが潔い。「とにかくこの3本を見ろ」といわんばかりの編成担当者の熱意が伝わってきた。偏愛と呼ぶべきかもしれないが、偏愛こそ有料専門チャンネルの生命線。愛にあふれた、どこにもない蜷川追悼番組を見せてくれた。

【ミニ番組・番組PR部門】日本映画専門チャンネル2017年2月放送
「日本映画専門チャンネル×サバイバルファミリー 矢口史靖の『映画の常識、それほんと!?』」

©日本映画専門チャンネル

映画『サバイバルファミリー』の公開を記念して、日本映画専門チャンネルと矢口史靖監督が「サバイバル」にちなんだオリジナル番組を制作。「エレベーターの天井から脱出、ほんとにできる?」「威嚇射撃での空に向かっての発砲、玉が落ちてきたら危なくない?」など、映画やドラマなどでよく観るシーン、実際にやってみたらどうなるのかを検証する、オリジナル番組(全10本)。ドラマ部分を田中要次が演じ、実証部分は専門家に尋ねた。これさえ観れば、ピンチに陥ったとき役に立つ!?

【審査委員の講評   石井 彰 氏(放送作家)】

威嚇射撃のため空に向かってピストルを撃つなど、映画やテレビドラマなどでよく見かける場面を、実際にやってみたらその後どうなるのか?を検証するという企画・発想がまず秀逸でした。前半のドラマでは田中要次の迫真の演技もあいまって、観客を「知っているようでじつは知らない」世界に案内してくれる豪華な2分間でした。後半の専門家による検証も、専門家の選び方などにエンターテインメント性が感じられ、ナビ番組というより自立した番組として楽しむことができたのは、特筆に値します。どんな番組でも「真剣に遊ぶ」面白さを追求することの大切さを教えられた、素晴らしい番組でした。

【審査委員特別賞 <アニメ番組部門>】 時代劇専門チャンネル2017年1月〜放送 「鬼平」

©オフィス池波/文藝春秋/「TVシリーズ鬼平」製作委員会

累計発行部数2700万部を誇る池波正太郎の超人気時代小説シリーズ「鬼平犯科帳」(文藝春秋刊)を、2017年に発刊50周年を迎えることを記念して初のアニメ化。これまでに漫画化、実写ドラマ化、映画化、舞台化とさまざまな形で発表されてきた超人気シリーズが、ついに待望の本格時代劇アニメとして生まれ変わる。アニメならではのクールな色気と力強さを持ち合わせた、新たな“鬼平”が、悪を裁く。

【審査委員の講評   石井 彰 氏(放送作家)】

あの「鬼平犯科帳」がとうとうアニメ化された。アニメにしたことで、実写とは異なるアクションの華麗さ、シャープさ、スピード感を感じ、時代劇の新たな地平を切り開いたといえる。作画も素晴らしく、目を見張るものがあった。実力派声優達を起用し、時代劇らしく、重厚で渋みのある声に魅了された。さらに、アニメ化したことで、時代劇初心者や時代劇が苦手な若者にも、時代劇へのハードルが低くなった。時間も24分で見やすく、飽きさせず、かつ、楽しめる良い企画である。

さらに時代劇専門チャンネルでは9月-10月「鬼平」をOVA版とあわせて一挙放送いたします。是非ご注目ください。

「鬼平」OVA&TVシリーズ 時代劇専門チャンネルで9月-10月一挙放送!

©オフィス池波/ 文藝春秋/ 「TVシリーズ鬼平」製作委員会

アニメ「鬼平」OVA&TVシリーズ放送詳細
(前半) OVA~#6 9月29日(金)深夜2時スタート
(後半) #7~#13 10月6日(金)深夜2時スタート(予定)
「鬼平」(2017年:アニメ:全13話)
原作:池波正太郎『鬼平犯科帳』(文春文庫) 監督:宮繁之
声の出演:堀内賢雄/朴美/浪川大輔ほか
プロデューサー:丸山正雄 キャラクターデザイン:宮繁之

「鬼平」好評につきBlu-ray BOX/DVD BOX  2017年8月25日発売決定!

<日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネル概要>
◆視聴可能世帯数(2017年6月末調べ)
日本映画専門チャンネル 約780万世帯   時代劇専門チャンネル  約810万世帯
◆ 視聴方法
スカパー!/スカパー!プレミアム/スカパー!プレミアムサービス光/J:COM/ひかりTV/ケーブルテレビ各局で放送中